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Canon PowerShot 350 入荷!

 みなさんこんにちは!本日は、Canon Power Shot 350の液晶画面修理レポートをお届けいたします。オタクによるオタクのためのブログにて、興味のある方のみ、お付き合いください。それでは、始めます。よろしくお願いいたします。

 先日、EOS D30 と同時に入荷したコンパクトデジタルカメラで、デジカメ黎明期の遺産とも呼ばれるオールドカメラになります。発売開始は、1997年で、実に27年前のカメラです。パンフォーカスレンズ6mmの、35KB・1/3インチCCDセンサー搭載のカメラです。35MB機ではなく、35KB機です。そう、35万画素機です。今の時代に、実用機として存続するのは、難しいと思いますが、コレクション用途が、まだ有ると判断し、不具合箇所を修理することにします。

ご覧ください。この有様を。カメラ自体は、通電し撮影はできているようです。しかし、液晶画面が激しく劣化しており、画像確認ができない状況です。その他ボディーもぼろぼろです!液晶画面の修理は、先日 EOS D30 で成功しているため、心配ないのですが、修理できる環境まで、無事分解ができるかどうかが不安です。それでは、早速分解を開始していきます。

 本体側面にあるねじを外すと、上の写真のようになります。さらに基盤を外していきます。

 外した基盤の下に、まだ基盤が見えます。

 損傷させないよう、慎重に基盤につながるフレキシブルケーブル等を外していきます。

液晶部分がやっと、外れた。さらに進みます。

やっと、修理可能な状態まで、分解できました。

 偏光フィルムを剥がします。この作業は簡単でした。

続けてガラス板上の糊を剥がします。この作業、てこずります。

 きれいになりました。ここに、角度に注意しながらカットした偏光フィルムを貼り付け、再度組み立てていきます。

はい。完成!ボディーも溶剤やクリーナーを駆使し、磨いていきます。一部、再塗装も施しています。デジタル初期のころのカメラだからか、本体の中は、スカスカで、空きスペースも多く、作業自体は難易度低めです。作業に必要なものは、プラスの精密ドライバーと、ピンセット、カッターナイフに綿棒、溶剤、偏光フィルムくらいで、特別なものは不要です。ここまで、作業時間約60分。

35KBという超低画素機が、どのような映りをするのか、デジカメ遺産としての価値を有する当機に興味は尽きません。次回、テスト撮影結果をアップしますが、果たして実用に十分こたえることができるのか?今となっては、このような低画素カメラでの撮影を、経験できるチャンスは、滅多にないでしょう。発売後、四半世紀が経過した古いコンパクトデジカメは、市場にあまり出回りません。ましてや、稼働品となると、さらに少ないです。そういった意味では、貴重なカメラ。修繕は完了していますが、テストが終了してからの販売とさせていただきます。次回の、テスト撮影編に乞うご期待あれ。

Power Shot 350 テスト撮影編記事はこちら。

Canon EOS D30 液晶画面修理記事はこちら。

以上、カメラオタクによる Canon Power Shot 350 液晶画面修繕レポートでした。ここまで、お読みいただいまして誠にありがとうございます。最後に、お約束事項。カメラ分解には、故障や怪我など、それ相応のリスクが伴います。このブログを参考に同じようなことをされたことにより発生する、トラブルや障害には、当方は一切関与いたしません。自己責任の範囲で、お楽しみください。なお、分解工程に関する内容のお問い合わせにも、対応いたしておりません。

最後まで、お読み頂きまして誠にありがとうございます。満Qでは従業員一同、皆様のご来店をこころよりお待ち申し上げております。

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