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デジタルカメラ 新入荷 業界裏情報

Canon EOS D30 入荷

 皆さんこんにちは。本日は、ビンテージ デジタルカメラが入荷しましたので、ご案内させていただきます。

「Canon EOS D30」と「Power Shot 350」の2機種で、ともに、20年以上前に製造販売された、いわゆるオールドデジカメと呼ばれる、おふるカメラです。いえ、ビンテージカメラです。

 しかも、2台とも、液晶画面に問題があり、このままでは、使えないカメラです。一般人から見ると、ガラクタにしか見えないはずです。

 このように、所有者様から見放され捨てられる寸前の古い機器類を蘇らせ、必要とされる方たちへ、橋渡しすることを使命と捉え、活動している身からすると、今回入荷したカメラ達を、簡単には捨てることはできません。上の写真は、整備完了後の画像にて、きれいに見えますが、入荷時は、それはひどい状態でした。

 今回は、まずCanon EOS D30 から修理することにします。発売開始は2000年で、当時30万円以上の価格で、販売されていました。(24年前か。この当時、あんなことしてなぁ。なんて昔を懐かしみながら作業に入ります)

 液晶画面が、写真のようになっており、画像を確認するのが、難しい状況です。撮影や記録など、カメラ機能に問題は無く、データをパソコンに吸い上げると、ちゃんと記録はできています。しかし、撮影画像をその場で、確認できないのは、致命的です。(フィルムカメラの時代なんて、ラボで現像してもらうまで、確認などできなかったのに。)

詳しく症状を確認します。液晶は、内部の画面自体の表面が変化または、劣化しているようで、表面に凹凸があり、波打っています。(アップの写真を撮り忘れました)さらに詳しく観察するため、カメラ裏側のボードを、分解します。(見えているねじ3本、親指があたるラバーグリップを剥がしたところに、ねじが3本。合計6本のねじを外せば、下の写真のようになります)

 写真は、すでに液晶画面の表面部分を一部削っています。(ガラス板の表面にフィルムのようなものが、貼り付けられているのですが、そのフィルムが、劣化しているようです)この段階で、一旦再組立てし、確認してみます。

こんな感じ。表面のフィルムが、分厚く、頑丈に張り付いており、簡単には剝がれませんでした。削った部分は、ガラス板がむき出しになっています。

 そして、通電。画像を再生してみます。ご覧のように、フィルムを剥がした場所は、画像が映りません。(汗)やってもうた!剥がしたフィルムには、電極のようなものは、何もなく、フィルムに電気が流れているようには、感じなかったのに。でも、映らないのは、事実。しかも、他の部分は、ちゃんと再生している。液晶ディスプレーの原理が理解できません。(涙)

 気を取り直し、液晶ディスプレーの原理について調べました。シャープさんが、詳しく解説してくれていました。電極の表面をガラス板で挟み、表面に偏光フィルムを張り付けている。

 なるほど、剥がしたフィルムは、偏光フィルムだったのか。では、フィルムを貼り直せば、治る?早速、アマゾンをぶらつき「PATIKIL 165 mm 粘着式直線偏光フィルムシート」を見つけ、注文!

 おお~!映っている!やっぱり、剥がしたのは、偏光フィルムだった!でも、このフィルム。角度によって、見え方が変わります。

偏光フィルムの角度に注目ください。上の写真から90度右に回転させています。画像が全く映りません。レンズの先端に装着するPLフィルターも、そういえば偏光フィルターって言ってたな。そんなことを思い出しながら、角度に注意し、画面サイズにフィルムをカットします。

液晶画面に残る糊を、カッターと有機溶剤で、きれいに落とします。(下地がガラスなので、作業は簡単です)

ようやくきれいになった。

貼り付け後、テストします。

映ることを確認後、フィルム表面の保護薄フィルムを剥がしてから、組み立て直します。

 完成です。ちゃんと映っています。原理さえ知っていれば、簡単に治せます。デジタルカメラにとって、液晶画面は重要なパーツです。直接、撮影画像に影響はないとはいえ、その場で確認できないのは、やはり致命的でしょう。これで、ストレスなく、ご使用いただけます。それでは、店頭で販売を開始しますね。本体代金に、偏光フィルム(実費のみ)を加算させていただき、税込み〇〇円で販売します。気になる方は、店頭で価格を、ご確認くださいませ。同時に入荷したPower Shotも同様に液晶画面が死んでおり、そのままでは、商品にはなりません。修繕が完了いたしましたら、ご報告させていただきます。

Power Shot 350 入荷編はこちら。

Power Shot 350 テスト撮影編はこちら。

以上、カメラオタクによる Canon EOS D30 液晶画面修繕レポートでした。ここまで、お読みいただいまして誠にありがとうございます。最後に、お約束事項。カメラ分解には、故障や怪我など、それ相応のリスクが伴います。このブログを参考に同じようなことをされたことにより発生する、トラブルや障害には、当方は一切関与いたしません。自己責任の範囲で、お楽しみください。なお、分解工程に関する内容のお問い合わせにも、対応いたしておりません。

満Qでは従業員一同、皆様のご来店をこころよりお待ち申し上げております。

営業時間 10:00~21:00   買取 10:00~19:00                              TEL 088-882-3907 

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デジタルカメラ ホビー 家電 新入荷

ジャンクカメラ大量入荷

 みなさんこんにちは。本日は、ジャンクカメラが大量に入荷しましたので、ご案内させていただきます。

 昭和のフィルムカメラ、ビデオカメラ、コンパクトデジタルカメラなど、大量に入荷しました!陳列棚に並びきらないカメラだけを、ワゴンに移し、販売をしています!陳列棚は、ぱんぱん!やばいです!基本、全商品、動作未確認のジャンク扱いのカメラたちで、使い方は、いろいろ。分解修理や、部品どり。または、改造などに、ご活用くださいませ。

 猛烈な勢いで、売れていく姿を見ると、少し安くしすぎたかな?って感覚になるのは、職業病のせいです。

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アニメフィギュア ホビー レトロおもちゃ 業界裏情報

オモコロ 掲載ありがとうございます!

 みなさんこんにちは!本日は、満Qを、「オモコロ」に紹介していただきましたので、お礼を込めて、ご案内させていただきます。

 記事は、神田(こうだ)様により紹介していただいています。高知にお越しいただいた際、我が満Qにも、お立ち寄り頂いたようで、その時の様子を、掲載していただいています。ご来店ありがとうございました!

 記事はこちら。

 神田様の、うれしいコメントに、思わず、掲載許可を頂かず、勝手にリンクさせていただいています。

 再度来県していただく機会がございましたら、ぜひともお立ち寄りくださいませ。従業員一同、こころよりお待ち申し上げております。

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新入荷

北海道民芸家具入荷

 みなさんこんにちは!本日は、北海道民芸のビューローが入荷しましたので、ご案内させていただきます。

 あちこちに、生活キズがありますが、造りはしっかりしていて、まだまだ、長くご使用していただけます。ビューロータイプの北民家具は、比較的数が少なく、めったにお目にかかれない類の家具かと思います。

 本日より、メンテナンスを開始します。週末には、店頭に陳列できると思います。興味のある方は、どうぞご来店の上、実物をご覧くださいませ。

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セール情報

高知県・不用品回収・遺品整理事業  開始!

 皆さんこんにちは!満Qでは、お客様からお問い合わせの多かった大型家財の処分事業(不用品回収、遺品整理事業)を開始しました!詳しくは、「ぽいぽい満Q」のホームページをご確認くださいませ。   

 国内再販可能な家財は、今まで通り、お買取させていただき、国内再販が難しい婚礼家具やベッド、学習机にソファーやダイニングテーブル、キッチンボードなどの家具類、楽器やゴルフ用品、マリンスポーツ用品やベビー用品、食器や鍋フライパンなどの台所用品まで、使えるものを、お片付けさせていただきます。引き上げてきた家財は、東南アジア方面へ輸出し、新しいご利用者様に責任を持って引き継ぎます。

 思い出のある家具類。まだ使えるのに、捨てるのは・・・・とお考えになる方は多くいらっしゃいます。そのような思いを、我々満Qは、海外の方たちに、使ってもらうべく輸出を行います。安心して、ご利用くださいませ。

  ご覧のような感じになります。このあと、コンテナ量になれば、東南アジア方面へ向けて、輸出を行います。

 我々は、法令を遵守し、不法投棄などは、行いません。廃棄物(いわゆるゴミ)の回収には、業務提携している一般廃棄物処理業者様をご紹介させていただきます。不要とされる方から、必要とされる方への橋渡しは、我々満Qの使命と考えています。使えるものは、とことん使い、資源を有効に使い切る。SDGsの実践です!ご賛同いただけるお客様を高知県下、広く募集しております。活動の範囲は、高知県下全域。料金体系は、軽トラ積み放題パックを核に、少量にも対応したパックもご用意いたしております。また、冷蔵庫・洗濯機・衣類乾燥機・テレビ・エアコンなどのいわゆる、家電リサイクル商材の処分代行も始めました。合わせてご利用くださいませ。まずは、お電話をください。詳しくご説明させていただきます。または、HPを御覧ください。

 最後までお読みいただきまして誠にありがとうございます。

ぽいぽい満Q  0120-288-877  担当 五十嵐

https://poipoi-manq.com

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デジタルカメラ 業界裏情報

OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO AUTO-ZOOM 35〜70mm F4 第4回「テスト撮影」編

 皆さんこんにちは。第3回「レンズ改造」編に続き、「テスト撮影」編をお届けいたします。オタクによるオタクのためのブログにて、興味のある方のみお付き合いください。それでは、よろしくお願いいたします。

 テスト条件は、いつもと同じです。(割愛します)

 F4 開放 周辺減光は認めますが、歪曲も少なく、中心解像は良好です。

 F8 十分な性能です。

 F4 開放での遠景テスト画像

F8 絞っての遠景テスト画像

 この画像では、判別しにくいのですが、周辺部まで、ビシッと解像していて、実に気持ちいいです。で、AF反応速度、感度は過去のAF黎明期のレンズの中で、一番良好です。AF自体も早くノーストレスで撮影が可能です。

 高知県大豊町 定福寺

 以上、OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO AUTO-ZOOM 35〜70mm F4による作例でした。時間があまりなく、今回だけの持ち出しとなり、より多くのパタンでのテスト撮影はできませんでしたが、発色もよく、歪曲などの収差も気にならない優秀なレンズのようです。より深い素性確認は、新しい所有者様にお任せすることとし、改造を施したまま、現状販売を行います。(可逆的改造ですから、元に戻すことも可能です。)すでに、店頭に陳列いたしております。興味をお持ちの方は、ぜひ当店でお試し下さい。なお、EOS以外のカメラで、ご使用を想定されている場合、マウントアダプターとお使いのカメラをお持ちいただけますと、その場で、即動作確認していただくことも可能です。満Qでは、皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。

 以上、カメラオタクによる OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO AUTO-ZOOM 35〜70mm F4 AF 改造レポートでした。ここまで、お読みいただいまして誠にありがとうございます。最後に、お約束事項。カメラ分解には、故障や怪我など、それ相応のリスクが伴います。このブログを参考に同じようなことをされたことにより発生する、トラブルや障害には、当方は一切関与いたしません。自己責任の範囲で、お楽しみください。なお、分解工程に関する内容のお問い合わせにも、対応いたしておりません。

第1回「レンズ入荷」編はこちら

第2回「レンズ清掃」編はこちら

第3回「レンズ改造」編はこちら

 最後まで、お読み頂きまして誠にありがとうございます。満Qでは従業員一同、皆様のご来店をこころよりお待ち申し上げております。

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OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO AUTO-ZOOM 35〜70mm F4 第3回「レンズ改造」編

OLYMPUS ZUIKO AUTO-ZOOM 35-70mm F4AF OMマウント

 皆さんこんにちは。第2回「レンズ清掃」編に続き、第3回「レンズ改造」編をお届けいたします。オタクによるオタクのためのブログにて、興味のある方のみお付き合いください。それでは、よろしくお願いいたします。

 このレンズ、マウントアダプターを装着していない状態なら、スイッチを入れると、AFが動作します。つまり、機器の故障では無いということ。ではなぜ、アダプターを装着すると、動かないのか。原理は不明。しかし、動かなくするなにかが、あるに違いありません。詳しく観察します。

 装着時、マウントアダプターの爪は、レンズのしぼり連動ピンを動かしながら、所定の場所まで、回ります。装着前と装着後の違いは、そこだけ。しぼり連動ピンが、動くことによってAFが動かなくなるようです。アダプターの、その動きは、本来カメラが行う動作であり、そうしないと、撮影時しぼり幕をコントロールできなくなります。

 レンズに有るしぼり連動ピン(赤丸印)はマウントアダプターに有る爪(矢印)によって、所定の場所まで、動かされます。

 アダプター装着完了後(上の写真)のマウント部。カメラ装着時(アダプター装着時)、しぼり連動ピンは写真の位置に無いと、しぼりのコントロールができません。アダプターの爪を研削すれば、EOSに装着しても、AFは作動すると思われます。しかし、しぼり開放でしか、撮影できないです。

 AFが動かなくなる原因は、分かりました。しかし、対処の方法は思い浮かばず。ん~、もうちょっとなのに!仕方ない、マウント部の分解方法を、ネット検索だ!

 あれから、数日後。意を決し、マウント部の分解作業を敢行します。もちろん、同レンズの分解行程など、どこにもなく、仕方ないので、OMシステムのマウント部分解記事を、読み漁りました。いくつかのトラップに注意しながら、慎重にことを進めよとの進言に従います。

 恐る恐るパーツを外していきます。初めてのOMマウントの分解。キャノン社とは、随分と構造が違いますね。しぼり連動ピンの全容が露わになっています。(上の写真)スプリングに繋がれ、ピンが動いても、スプリングの力で元の位置に戻る仕組みのようです。配線などは見えません。もう少し、進みます。

 しぼり連動ピンに繋がるスプリングを外し、連動ピンを引き抜いてみました。すると、連動ピンの下から、電子接点(金色の部分)部分が出てきました。(上の写真)

 しぼり連動ピンの裏にも、細いアーム上の電子接点が4本。なるほど、電気的に、マウントされたカメラが、OM30かどうかを認識しているのだな。もう少し詳しく観察すると。しぼり連動ピン裏の電子接点は、カメラにマウントされていないときは、もう一つの電子接点に触れていません。(電子接点同士が触れていなければ、レンズ単体でもAFは作動する)カメラにマウント(アダプター取付)されると、しぼり連動ピンが動き、接点同士が接触し、カメラ情報がレンズに伝達されるようです。

 まとめると、レンズにカメラがマウント(接続)されると、しぼり連動ピンが、あるべき位置に移動し、しぼりコントロールできるようになる。と、同時に、電気的通信によって、接続されたカメラ(OM30)を認識し、AFを動作させることができるようになる。仕組みのようです。(あくまでも個人的見立てです。)

 と言うことは、マウントアダプターの接続後、電気的通信ができないようにすればいいだけのこと。しぼり連動ピン裏の電子接点を撤去するのが簡単なのですが、可逆的改造とするため、もう一つの接点をマスク(通信不能な状態にする)するとこにしました。

 結果は。・・・・・・・・・・・・OK!

 マウントアダプターを装着しても、AFが作動しました!(EOSにマウントしても、AF機能を発揮したのです!)大した分解行程も必要とせず、作業自体は実に簡単なものでした。この事実は、多くの方に朗報となるのではないでしょうか。今まで、OM30以外では、使い道が限られていたレンズなのに、マウントアダプター経由で、各社ミラーレスカメラでAFレンズとして、使用することができるようになるのです。使用することなくこのレンズを眠らせていらっしゃる方は、是非とも、プチ改造を施した上で、現代のデジタル時代に蘇らせてはいかがでしょうか。

 当店には、ここ2年ほどの間に、1980年代前半(ミノルタα-7000発売前)に登場したAF黎明期のレンズが、このオリンパス社のレンズを含め、合計6本入荷しました。(6本とも、EOSで使用できるよう、整備・改造して販売いたしました)

当店に過去入荷した黎明期のレンズたちの整備・改造記録記事

RICOH AF RIKENON 50mm F2

AF AUTO CHINON 50mm F1.7

COSINA AF ZOOM 28-70mm

NEW FD 35-70mm f4 AF

AUTO CHINON ZOOM 35-70mm f 3.3-4.5 AF 

 ミノルタα-7000発売以前のAFレンズは、全部で7種類あるとのことで、残すは、PENTAX社から発売された世界初のTTL AFシステムカメラとセットで販売されたレンズだけです。

 このレンズは、asahi.netさんの情報によると、レンズにモーターや電池BOXを備えているが、カメラ内でのTTL AF検出とのこと。EOSでAFレンズとして、使用することは難しそうです。ですが、一度見てみたいです。もし、ご使用されていない、同レンズをお持ちのお客様は、是非とも当店にお売り下さいませ。よろしくお願いいたします。

 ここまで、読み進めていただきまして、誠にありがとうございます。修理?改造?が終わったこのレンズを持ち出し試し撮りをしていきます。次回、テスト結果を公表いたします。さぁどのような素性を持つレンズなのでしょうか。乞うご期待あれ。

※ブログをアップ次第、リンクを貼り付けていきます。

第1回「レンズ入荷」編はこちら

第2回「レンズ清掃」編はこちら

第4回「テスト撮影」編はこちら

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OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO AUTO-ZOOM 35〜70mm F4 第2回「レンズ清掃」編

OLYMPUS ZUIKO AUTO-ZOOM 35-70mm F4AF OMマウント

 皆さんこんにちは。第1回「入荷」編に続き、「レンズ清掃」編をお届けいたします。オタクによるオタクのためのブログにて、興味のある方のみお付き合いください。それでは、よろしくお願いいたします。

 あれから数日後、マウントアダプター(OM-EF)が届き、早速、取り付けてみます。天位置こそ、ズレていますが、ガタなど無く、しっくりきています。

 ですが・・・・・・・・・AFが作動しません!なんで?電池を交換しても、動かない。レンズを装着したり、外したり。何度繰り返すも、やっぱり、AFは動かない。でも、マウントアダプターを外すと動くんだよな。なんだ、やっぱりOM30専用のAFレンズかぁ。がっかりだ。(がっかり度合いは、「札幌の時計台」に匹敵しています)開始10分で、またもや戦意喪失。

 しかし、諦めが悪いのは、私オタクの最大のポイントでございます。

 

 いつもお世話になっている asahi-net さんの情報(上の画像)によると、レンズ単体で、AF検知とある。OM30専用レンズではあるが、たしかに、レンズ単体では、動作してた。なのに、マウントアダプターを装着すると、動かない。OM30以外のカメラに装着されたと、レンズが認識しているからなんだろうな。しかし!専用のトリガーコードとやらを、使えば、AFを作動させることができると、書いてあるではないか!早速、ネット検索。でも、このトリガーコード、希少なもののようで、どこにも売ってない。(涙)

 後日、やっとなんとか見つけ出しだしたのに・・・・・・・お値段異常。定価を超えているではありませんか!選択肢はこれ一択なのに!まさに足元見られるとは、このことだよな。(需要と供給のバランスで価格は決まるのであって、ボッタクリではございません。念のため)

 数日後。届いたトリガーコードはこれ。やっと、これで、EOSで使える。・・・・・・・・・・ん?動かないじゃないか💢!コードをレンズに接続し、スイッチを入れても、うんともすんとも言わない。ちくしょー!またか。どうやら、「OMワインダーとレンズを」トリガーコードで接続すれば、OM30以外のカメラでも、AFを作動させることができる。と言う意味だったらしい。asahi-net さん、カッコの部分を省略するなよ!OMワインダーは、オリンパスのカメラにしか、装着できない。つまり、EOSでは、AFレンズとして、使用できないということ。「札幌の時計台」どころか、「長崎のオランダ坂」なみにがっかりだ!

 仕方ない!レンズ清掃を済ませ、普通に販売することにします。(しかし!内心、まだ諦めてはいないオタクなのです)

 レンズ後ろ玉付近にカビか汚れを確認します。

 しかし、後ろ玉。ガラスレンズではなく、プリズムが配置されています。このプリズムで、入射光の一部を分離し、レンズ下部のセンサーに光を送り、位相差AFを実現しているようです。どの機器もそうですが、センサー部分は、アンタッチャブルが基本です。調整用機器が無い限り、一度分解したセンサー部分は、元の精度を維持できないです。しかも、触ったこともない、OMシステムのマウント部。そこは触るな!神のお告げにて、マウント部からの分解は諦めます。

 気を取り直しレンズ先端から、分解を開始。名盤を治具で外します。前玉4群4枚(写真右は名盤、真ん中が1枚目、左はガラスが3枚アッセンブリされています)は、簡単に取り出せました。躯体内部に見えているのが、しぼりユニット直前に配置された5枚目のレンズですが、このレンズは綺麗で、汚れはどうやら、しぼりユニットより奥の6枚目レンズか7枚目レンズのようで、5枚目以降、前からはアクセス不能です。トドメを刺され「高知はりまや橋」を超える、がっかり感です!

 と、言うことは、つまり、入荷したときの状態から、なにも改善できていないことになるのか?はい。その通りですね!

 諦めの悪いオタクは、考えています。レンズ単体で、AFを完結しているのだから、他のカメラでも使えるはずだと。でも、なんで動かないの?今回はここまでとし、次回「レンズ改造」編へ続きます。果たして、EOS用AFレンズに仕立て上げることができるのか。次回をお楽しみに!

※ブログをアップ次第、リンクを貼り付けていきます。

第1回「レンズ入荷」編はこちら

第3回「レンズ改造」編はこちら

第4回「テスト撮影」編はこちら

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新入荷

ロフト型2段ベッド入荷

 皆さんこんにちは。本日、ロフトタイプの2段ベッドが入荷しました!状態はよく、安定感抜群で、造りの良さがよく分かる商品です。まだまだ、長く活躍することでしょう。

 商品は、組み立てています。分解をお客様でお願いできようでしたら、現在の価格から、税込み16,500円お値引きさせていただきます。分解に必要な工具は、六角レンチ2種類(当店でお貸しいたします)だけで、お二人いれば、簡単に分解できます。お宅までの運搬方法は、3通り。当店の軽トラ(無料貸し出し)での運搬、有料にはなりますが、宅配も承れます。もちろん、お客様のお車で、お持ち帰りいただけます。

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家具類入荷しました!

 皆さんこんにちは!12月に入り、家具類が大量に入荷しています!キッチンボードやダイニングテーブル、ソファーベットやソファーなど。順次、店頭へ陳列していきますね。

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デジタルカメラ 業界裏情報

OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO AUTO-ZOOM 35〜70mm F4 第1回「レンズ入荷」編

 皆さんこんにちは。本日は、オリンパス社製のレアなAFレンズが入荷しましたので、ご案内させていただきます。元所有者様が、もし必要とする方がいるならと、わざわざ、当店にお持ち込み頂いたものです。他に、SMCタクマーなど多数ありました。ありがとうございました。その思いに今度は、我々が次の所有者様に引き継ぐため、責任を持って全力でサポートさせていただきます。

 ここからは、カメラオタクによる、カメラオタクのためのブログにて、興味のあるかたのみ、お付き合いください。それでは、開始します。よろしくお願いいたします。

 持ち込まれたレンズの中に、1本、異彩を放つものがありました。レンズの下部に大きく出っ張る部分があり、大きくAUTO FOCUSと表示されています。ボディーには、大きなボタンが2つあり、オタク、初めて目にするレンズでしたが、AFカメラ黎明期のレンズだなってすぐに理解できました。(ここ2年ほどの間に、立て続けに80年代の初期のAFレンズが入荷しているので)諸元を調べるも、情報が少なく、詳細は不明ですが、83年にオリンパスOM30と同時に発売されたレンズのようで、OM30専用のAFレンズのようです。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: IMG_3873-1024x683.jpg

 レンズの状態を確認してみると、光学系は、カビだらけですが、躯体は、殆どキズやスレはなく、きれいです。電池室には液漏れしている電池がそのまま、入りっぱなしで、青く錆びていましたが、電池を交換し、恐る恐るスイッチをONにして、ボタンを押してみると・・・・・・・・・

 なんと動くでは有りませんか!カメラも無いのに!レンズ単体で、AF機能が動作しているのです(OM30専用って情報だったのに)!他のボタン類も、反応しています。(カメラが無いので、正常作動かどうかの判断は、できていません)とにかく、マウントアダプターを取り寄せることに。

 液漏れしていた電池は1本だけで、写真の通り、見えている側だけが腐食していました。キズは浅く、電池室内部、接点に腐食は、ほぼ無い状態で、アルコールでメンテしただけで済みました。使用されていた電池は、松下電機製のアルカリ電池でしたが、デザインはいかにも、当時物。

 ね。しかも、「パナソニック」ではなくて、「ナショナル」ですし。そして使用期限を見てみると・・・・・・

 なんと!1987年7月です。っん?この電池、いつ装填されたのだろう?’87年期限の電池を期限以降に入れて、使用するだろうか?レンズの発売開始が、83年ですが、もしかして、購入時に装填した電池?まさかとは、思いましたが、レンズ躯体にスレやキズが全く無いとこを見ると、あながち間違いでも無いかも。ということは、ほぼ未使用品ということか!?発売時価格は93,000円。当時の国家公務員の初任給が104,000円の時代。高価なレンズなのに、殆ど使用されることなく、放置されていた事実。もしかして、使い物にならなかったのだろうか?このレンズ。マウントアダプターも注文しちゃったのに、少し不安だな。

 本日の作業はここまで。次回は、マウントアダプター到着後に動作確認、そしてレンズ清掃作業になります。レンズが単独で動くことを確認したので、EOSで使用ができるのでは?期待が大きく膨らんだのですが、この後、まさかの展開に。それでは、次回「レンズ清掃」編ブログをお楽しみに!

※ブログをアップ次第、リンクを貼り付けていきます。

第2回「レンズ清掃」編はこちら

第3回「レンズ改造」編はこちら

第4回「テスト撮影」編はこちら

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新入荷 電動自転車

電動キックボード未使用品入荷!AINOHOT S07

 皆さんこんにちは!本日は、未使用品の電動キックボードが入荷しましたので、ご案内させていただきます。

 AINOHOT S07 です!最高時速20km 充電時間 6~7時間 などなど。詳しくは、メーカーサイトでご確認ください。⇒ https://ainohot.com/products/ainohot-s07

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