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新入荷 電動自転車

電動キックボード未使用品入荷!AINOHOT S07

 皆さんこんにちは!本日は、未使用品の電動キックボードが入荷しましたので、ご案内させていただきます。

 AINOHOT S07 です!最高時速20km 充電時間 6~7時間 などなど。詳しくは、メーカーサイトでご確認ください。⇒ https://ainohot.com/products/ainohot-s07

 満Qでは従業員一同、皆様のご来店をこころよりお待ち申し上げております。

営業時間 10:00~21:00   買取 10:00~19:00                              TEL 088-882-3907 

〒781-8121 高知県高知市葛島2丁目3番51           

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デジタルカメラ 業界裏情報

AUTO CHINON ZOOM 35-70mm f 3.3-4.5 AF最終回 テスト撮影 編

AUTO CHINON ZOOM 35-70mm/f:3.3-4.5 AF PKマウント      

 オタクによる、オタクのためのブログにて、興味のあるかたのみ、お付き合いください。それでは、第3回「AF機構修理」編に続き、最終回「テスト撮影」編を開始します。よろしくお願いいたします。

 まずは、チャート図を使用し、素性の確認。条件は、テスト機EOS 5D Mk2、ISO100、オートホワイトバランス、ピクチャースタイルは風景、太陽光にて撮影、三脚使用。Jpeg撮って出し。撮影距離は最短の1m。

 開放f3.3。周辺部は、減光も激しく、解像度も甘いけど、中心解像度はすばらしい。

 続いて、f8。中心、周辺とも、高解像感。文句なし!このブログの写真では、細部まで、確認は困難ですが、実際は、40年も前のレンズとは思えないような性能を発揮しています。なるほど、根強い人気の理由が理解できます!

 暗景作例。真っ暗な中、AFでピントを合わせ(現在のデジカメですら、ピント合わせ不可能な暗闇です)長秒撮影。赤外線アクティブAFの最大のメリット。真の暗闇でも、ピント合わせが可能です!(そんなシチュエーションでは、撮影しないけどね)

 逆光作例。我が家のわんこ、カンタ左衛門次郎吉。(♂1歳半)ゴーストは出ますが、太陽からも、出ているであろう赤外線に影響されることなく、AFを実行しています!

 わんこの散歩途中、後ろを振り返ると、ご覧の通り。

 斜逆光作例。散歩道途中にある、コスモス畑。日没寸前。

 トワイライト。

 遠景作例。火力発電所。遠景でも、細部まで解像しています。

 以上が、テスト結果です。いかがでしょう?周辺減光や色にじみ、ゴーストやフレア等など。現代のレンズには、到底及びませんが、嫌いな描写傾向には有りません。

 今回、無事修理も成功し、テスト撮影で、レンズ素性も分かったことでもありますし、このブログのアップと同時に、店頭に陳列する予定だったのですが、なんと、すでに売約が入っているのです。どこに売れて行くのか・・・・・・・・はい。ご想像通りです。

 今回ご紹介した、AUTO CHINON ZOOM 35-70mm レンズは、けっして、ウケ狙いのお試し的なレンズなどではありませんでした。40年も経過した現在のデジタルの世界でも十分実用できるAF技術、描写性能を有する素晴らしいレンズで、しかも、世界中どこの中古市場でも、滅多にお目にかかれないという希少性も相成り、現在でも、根強い人気を誇ります。当時、チノン社が、会社の威信をかけ開発した歴史に残る文化財級のレンズで、今後も大切に保存されるべきレンズだと感じます。(このレンズの発売2年後、かの有名な本格AFシステムを搭載したミノルタα-7000が発売され、各社AF方式を、ミノルタ社と同じTTL位相差検出方式にかじを切り、アクティブAF方式を、他社が追随することは有りませんでした。また、チノン社も、このレンズを最後に後継レンズは開発しませんでした。)

 以上、カメラオタクによるAUTO CHINON ZOOM 35-70mm f:3.3-4.5 AF 修理レポートでした。ここまで、お読みいただいまして誠にありがとうございます。最後に、お約束事項。カメラ分解には、故障や怪我など、それ相応のリスクが伴います。このブログを参考に同じようなことをされたことにより発生する、トラブルや障害には、当方は一切関与いたしません。自己責任の範囲で、お楽しみください。なお、分解工程に関する内容のお問い合わせにも、対応いたしておりません。

「AUTO CHINON ZOOM MC 35-70mm 」入荷編はこちら。

第1回「レンズ清掃」編はこちら。

第2回「AF不具合箇所追求」編はこちら

第3回「AF機構修理」編はこちら

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 最後まで、お読み頂きまして誠にありがとうございます。満Qでは従業員一同、皆様のご来店をこころよりお待ち申し上げております。

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AUTO CHINON ZOOM 35-70mm f 3.3-4.5 AF第3回 AF機構修理 編

AUTO CHINON ZOOM 35-70mm/f:3.3-4.5 AF PKマウント   

 オタクによる、オタクのためのブログにて、興味のあるかたのみ、お付き合いください。第2回 AF不具合箇所追求編に続き、第3回「AF機構修理」編をお届けいたします。よろしくお願いいたします。

 その後、不具合原因が一切わからない日々が続いていますが、まだ諦めてはいません。本日は、公休日。朝からなにげに、基盤が露わになっているレンズを、コーヒーを飲みながら、作業デスクで、ぼーと眺めていました。なぜか、受信センサーから出る、3本の配線(赤・黒・黄)に目がとまり、不思議と胸騒ぎがするのです。その配線は、隣の基盤、真鍮板で覆われた内部が見えない部分に引き込まれている。う~ん。なんか怪しい。今まで、何度もみてきた部分なのに、誰かがそこに視線を誘導するかのごとく、今日は気になるのです。

 そして、その真鍮板には、横長い窓が空いており、同じような部品が3つ並んで配置されています。その部品を、よ~く見てみると、

 視力検査のときのようなCの字になった部品があり、その位置が3つとも、微妙に異なっている。3本の配線に、3つの部品。そのC型の部品はもしかして、回せるのでは?ネジロックされていないが、もしかして、調整パーツ?真鍮板は外すことができないため、3本の配線との関係は、定かでは有りませんが、すでに、オタクの頭の中では、そこが、探し求め続けてきた、調整可能箇所であることを、確信しているのです。なぜなら、さっき誰かが、「そろそろ暗い迷路から開放してやるか」って、お言葉をかけてくださったのが、聞こえたような?もしかしたら、感じたのかも!?そんな不思議な感覚が残っているから。

 今までの経験では、調整パーツは、調整後ネジロックされているのですが、なぜか、ここは、施されていない。なぜだ?可能性として、①そもそも、この部品は調整できる部品ではない。②固定しなくても、ずれることがない部品。③限りなく可能性はゼロですが、製造時にネジロックの施工忘れ。のいずれか。

 しかし、オタクはそこが調整可能箇所と睨んでおり、これ以上、なすすべがない状況でもあることから、故障リスクを顧みず、賭けに出るこにしました。

 もとに戻せるよう、しっかりと部品の位置にマークします。3箇所の内、1箇所だけ、他の2箇所と大きく位置が異なる左端のC型金具を反時計回りにとりあえず、約30°くらい回し、組み立ててみます。そして、いざテスト。遠くの被写体にレンズを向け、AFボタンを押します。なんと、あっさりと合焦するではありませんか!

 やったぞオタク!でかした!オタク!

 ネジロックが施されて無かったから、調整箇所とは、気づかなかったよ。しかし!今度は、いままで、ジャスピンで合焦していた被写体位置(10m以内)のピントがずれてしまっている。も~。

 その後、こっちを、これくらい動かかすと、何がどうなるから・・・・・・今度はこっちをここにして、あっちをこうしたら、今度はこうなった、などと言いながら3つのC型パーツの調整作業を根気よく続けます。ですが、幾度繰り返しても、上手く行かず、調整パタンが無数にあることに改めて、これはまずいと思い始め、涙目のオタクです。(涙)

 それでも、なにかに取り憑かれたかのように、昼食などそっちのけで、調整と組立て、そしてテストの繰り返し。

 次の休日、なんとか調整が上手くいき、修理が完了しました。調整作業だけに、のべ、2日分の休日、軽く、10時間は費やしています。(よ~やるわ!)完成時、歓喜よりも、やっと終わったとの安堵というか、これで調整作業から開放される、との気持ちのほうが大きかったです。で、結局、真ん中と、右端のC型金具は、弄る前の位置が正解だった様で、左のC型金具の位置がずれたことよって、∞位置にレンズが動かなくなっていたのでした。残り、2つのC型部品が、各々、何をどう制御しているかは、全く不明のままです。

 時間はかかりましたが、なんとか、修理が終わり、問題なく使用できるレンズに蘇りました。今回の修理は、不具合箇所が、比較的浅い場所だったため、また、前回修理した同社の50mmAFレンズに構造が似ていたため、分解自体難しいところは無かったです。機械的不具合ならともかく、電気的な不具合は、私にはハードルが高く、見抜くのが困難であることに、改めて気付かされました。今回は、たまたま感が強く、運が良かっただけのことかな。

 この後、レンズを持ち出し、テスト撮影を敢行します。次回、その結果をご報告させていただくのですが、日本カメラ1983年3月号(CE-5テストレポート)にこのレンズの詳しい撮影テスト結果が掲載されています。その記事によると、写りは抜群とのこと。ですが40年も前のレポートにて、現在のデジカメでどれほど、通用するのかが実に楽しみです。ここまで、読み進めて頂きまして、誠にありがとうございます。次回、「テスト撮影」編で最終回になりますが、もうしばらくお付き合いいただけましたら、幸いです。

 でも、さっきの声、何だったのだろう?

【注意事項】当たり前のことですが、たまたま修理に成功したから、ブログにアップしているのであって、過去のブログもそうですが、便宜上、毎回修理に成功しているかのような構成になっています。本当のところは、1つの成功の裏に、9つの失敗があることを、告白しておきますね。私に修理をさせる目的で、レンズを当店に持ち込む行為は、厳にお断りいたします。十中八九、失敗するのですから。レンズ修理は、私オタクの趣味であり、生業ではございません。修理のレベルは、業者様の足元にも及ばないことも、明言しておきます。

 ・第4回「テスト撮影」編はこちら

※ブログをアップ次第、リンクを貼り付けていきます。

「AUTO CHINON ZOOM MC 35-70mm 」入荷編はこちら。

第1回「レンズ清掃」編はこちら。

第2回「AF不具合箇所追求」編はこちら

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AUTO CHINON ZOOM 35-70mm f 3.3-4.5 AF第2回 AF不具合箇所追求編

AUTO CHINON ZOOM 35-70mm/f:3.3-4.5 AF PKマウント   

 オタクによる、オタクのためのブログにて、興味のあるかたのみ、お付き合いください。それでは、「レンズ清掃」編に続き、第2回「AF不具合箇所追求」編を開始します。よろしくお願いいたします。     

 まずは、このレンズのAF機構である、アクティブ方AFについて、調べてみました。下図は、アクティブ式AFの原理図です。主に、コンパクトカメラ(俗にうばかチョンカメラ)に搭載されていた(過去形)AF方式なんだそうです。詳しくは、キヤノン㈱当山さん、ミノルタ㈱浜田さんにより、1995年応用物理学会に、報告されたオートフォーカスに関する解説書の内容を流用します。

 赤外線投光部から出た赤外線が被写体から反射し戻ってくる位置を検出し、距離Lを求める。投光部と受光センサーとの距離をB、受光部とその前にあるレンズとの距離をf、被写体からの反射位置をXとすると、L=Bf/X で被写体までの距離を測定できるのだそうです。ふ~ん。と、言うことは、4つの数値の内、Bとfは固定数値なので、求める数値、距離Lは、受信センサー上の、∞被写体からの反射位置と、被写体からの反射位置Xの距離を読み取り、演算することになります。では、そのセンサー上の距離を、求めてみましょう。Bの数値は実測で、6cm。fの数値は同様に実測1.2cm。仮に被写体までの距離を10mとすると、Xの値は、0.072mmということになります。恐ろしく精密なセンサーであることがわかりますね。1/100mmの距離(長さ)を認識できているということ。センサー部は、上下左右に調整できるようになっており、各々の調整部位は、ネジロックされています。ここをさわれば、機器無しでは、調整などできようもないことが、容易に理解できます。絶対にアンタッチャブルなのです。さわらなくてよかった(汗)。ふー。

 演算された情報は、アクチュエーターに送られ、モーターを作動させ、合焦させる仕組みだと、理解は、できました。

 大きなAFモーターの手前にある部品が、赤外線照射ユニットなのですが、調整後、ネジロックが施されています。(上の写真)

 続いて赤外線受信センサー(目玉レンズの奥にある黒く丸い部品)ここで、センサーの上下が調整され、ネジロックが施されています。(上の写真)

 AFの精度確認。このレンズは、1m~∞までをAF制御するらしいのですが、10mくらいから∞までは、AFで、レンズが動かない。しかし、MFでは、∞にピントが来ていることから、フランジバッグは問題が無いと判断。逆に、1m~10mくらいまでの、AF精度は、40年前の技術とは、思えないほど正確。従い、赤外線ユニットに不具合は考えられない。残るは、アクチュエーターの不具合のみ。

 AFの原理と、現不具合症状から、不具合箇所に、あたりはついたものの、不具合があるであろう、基盤を眺めながら、途方に暮れる時間が流れます。この基盤のどこに? っで、それをどうやって、調べ、調整すればいいの?トホホ・・・・

 上の写真の中央にある、ネジロックされたマイナスネジは、赤外線受信センサーの前後を調整するための部位です。

 基盤にハンダで固定されている抵抗モジュールやICチップ、配線に不具合が無いか、全パーツをチェックの上、接点復活剤で、メンテしていきます。特段、ハンダ不良箇所のような箇所は認められません。ここで、一応念のため、一回組立てて、動作を確認してみます。しかし、結果に変化なし。当たり前だな(苦笑)。

 外は、すでに夕焼け空。いや、雨が上がったばかりで、光が差し、虹がかかっている。あぁ。今日も1日、何の成果もないまま休日が終わっていくのか。なんともはや・・・・晩酌のお酒も全く美味くない。

 修理作業は一旦中断です。このあと数日間、AFの原理や、レンズの分解レポートなど、原因のヒントを求めネット上を、さまよいますが、これという成果もなく、時間だけが過ぎていき、すでに、諦めモードに突入しています。だって、プロの修理業者様でも、その修理を断るくらいですから。いつもにも増して、敗北感が、猛烈に押し寄せてきています。

 数日後、不思議なことに、修理作業中に、不思議な声を聞くことになるのですが、果たして修理は上手くいくのか?それとも、このまま原因不明で、終わってしまうのか?第3回「AF機構修理」編ブログをお楽しみに!

第3回「AF機構修理」編はこちら

第4回「テスト撮影」編はこちら

※ブログをアップ次第、リンクを貼り付けていきます。

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第1回「レンズ清掃」編はこちら。

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AUTO CHINON ZOOM 35-70mm f 3.3-4.5 AF第1回 レンズ清掃編

AUTO CHINON ZOOM 35-70mm/f:3.3-4.5 AF PKマウント      

 オタクによる、オタクのためのブログにて、興味のあるかたのみ、お付き合いください。それでは、このレンズの入荷経緯について記した初回記事に続き、第1回「レンズ清掃」編を開始します。よろしくお願いいたします。

 不具合箇所の症状を詳しく観察していきます。まず、レンズ内部。カビクモリ有りとのことですが、強力なLEDライトで、内部照射して、それを認めます。張り合わせレンズの無い、7群7枚構成のレンズであることが判明し、安堵。前玉繰り出し式のフォーカスレンズで、カビのあるレンズが、ヘリコイドの回転に合わせ、くるくる動いているので、カビは前玉にあるようです。早速、レンズ先端部から、分解作業を開始します。

 名盤は金属製で、ネジ込み固定されていました。続いて、見えるカニ目を回すと、簡単にレンズが外れていきます。

 前玉の、ガラスは合計3枚。3枚目の内側にカビとクモリが有りましたが、クリーニングして簡単に除去完了。コーティングへの影響も有りませんでした。

 内部に、しぼりユニットとその前側にレンズが見えますが、不具合が無いため、手を付けず、後ろ玉もきれいだったので、レンズクリーニングは、これで終了です。

 しかし、このレンズ。フランジバッグを調整する箇所が前玉部分には見当たらなかったな。今回は、∞位置でのピントに問題は無いため、調整は不要ではあったのだけれども。

 作業は慎重を期すため、焦らず、確実に進めていくことにします。本日の作業はここまでとし、次回は、いよいよAFの不具合原因に迫っていきます。ここまでは、順調です。さて、うまくいくのか!? 次回、第2回「AF不具合箇所追求」編をお楽しみに!

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プラモデル ホビー 新入荷

ガンダムプラモ大量入荷

 皆様こんにちは。ガンダムのプラモデルが大量に入荷いたしました!ありがとうございます!

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AUTO CHINON ZOOM 35-70mm f 3.3-4.5 AF 入荷!

AUTO CHINON ZOOM 35-70mm/f:3.3-4.5 AF PKマウント      

 皆さんこんにちは!本日は、CHINON社製のレアなAFレンズが入荷しましたので、ご案内させていただきます。(このレンズの諸元に関しては、asahi-netさんのページに詳しく掲載されています。)

 元所有者様のお話によると、レンズ内部にカビとクモリ箇所があるとのこと。AFも近距離(概ね10mくらいまでは)は問題ないが、無限遠には、レンズが動かず、AFできないとのことでした。長い間、待ち続け、やっと某オークションサイトで見つけ、動作未確認のジャンク扱いのレンズを、競い合い、大枚はたいて、落札されたそうです。聞けば、片道3時間はかかるだろう、お所より、ご来店頂いているご様子。なぜ当店へ?と尋ねると、ブログを見て、来店されたとのこと。嫌な予感が・・・・・

 以前、当店に入荷した、チノン製の50mmのAFレンズ(過去ブログ)も、ブログを見たというお客さまが、カメラオタクこと、私に、修理させるという計画で、持ち込まれたことがあったのですが、そのことを思い出していました。そんな酷いことをするお客様には見えませんでしたが、念のため、当店は修理会社ではないので、修理はできない、ジャンク品として、そのまま販売させて頂くが、よろしいかと、尋ねたときでした。大阪の◯◯修理サービスでも修理を断られ、途方にくれていたときに、当店のブログに辿り着き、ダメモトで来店したんだと、白状されました。やっぱり。プロができないと断った内容を、素人の私ごときができるわけもなく、今回は、はっきりと修理はお断りさせていただき、ジャンク品として、(すんなり、お売りいただいたことに、いささか違和感を感じながら)お買取させていただきました。誠にありがとうございます。(所有者様の視線に一抹の期待感のようなものを感じたのですが、気づかなかったことにしています。いや、知りません)

 カメラオタクは、このレンズ初めてお目にします。ぱっと見、CHINON社製の AF 50mm レンズ(上の写真左側・オタク個人所有レンズ)によく似ていますが、こちらは、ズームレンズです。実際に、テスト機(EOS5D2)にマウントしてみると、元所有者様がおっしゃっていた通り、無限にAFでピントを合わせることができないようです。しかし、MFで無限位置まで、ピントヘリコイドを回すと、ピントは合っています。フランジバッグは、狂っていないようでした。全く修理するつもりなど無かった(正確には、修理などできるはずもない)のに、症状を確認し終わるころには、何故か、修理欲がふつふつと、湧き上がってきていることに気づくオタクなのでした。(やばっ!病気だな)

 調べれば、主に、欧州に向けに輸出するため、製造販売されていたようで、国内での販売台数は、極端に少なく、経年の関係から、正常作動する同レンズは、文化財級の貴重なレンズのようです。なんとかならないか、との気持ちから、無謀にも修理業者が断念した不具合レンズの修理に、挑む覚悟の、オタクなのです。これから始まる、長く暗いジャンク道を、幾日もの休日を費やしながら、一人もがき歩く様子を、ご覧ください。次回、第1回「レンズ清掃」編ブログから、修理の様子をご報告していきます。乞うご期待あれ!

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