皆さんこんにちは。本日、フィルムカメラ TOPCON UNI が入荷しまたので、ご案内させていただきます。一見きれいな個体に見えるのですが、故障しています。本体内のミラーは外れ、シャッターは切れない上に、内部もぼろぼろで、どうしようもありません。しかし、レンズだけは、何とか使えそう。そんなレベルのカメラでした!お売り頂きまして誠にありがとうございます。
(上の写真)見えている左側は、カメラから取り外したマウント部分で、右側が、シグマレンズから取り外した EF マウントです。この2つを、取り付けないといけないのですが、ここで問題になるのが、フランジバッグです。マウント部からセンサーまでの距離は、各社カメラによって、正確に管理されており、0.1mm でもズレると、ピントが狂います。
まず、両方の部品を取り付けるにあたり、強度のことも考えると、接着剤ではなく、ビス止めする必要があります。レンズ側に EF マウントをあてがうと、ビス止めできそうな部分がありません。なので、レンズ側にまず、金属の輪っかを取り付けます。(上の写真の左側には、すでに、他のレンズから取り出した金属製の輪っかが取り付けてあります。合計5か所あるねじ穴の内、3か所を使て、取り付けてあります。取り付けた、その金属製輪っかに EF マウントの遮光板取り付け用のねじ穴を利用し、取り付けます。
このレンズたち。80年台、AF黎明期の貴重なレンズです。しかも、状態は良。光学系もきれいで、動作OKです!レンズ単体で、AFを実現するため、各社ミラーレス機で、AFレンズとしてご利用いただけます。ちなみに、AF AUTO CHINON 50mm f1.7 と AUTO CHINON ZOOM 35-70mm MC です。
ご覧ください。この有様を。カメラ自体は、通電し撮影はできているようです。しかし、液晶画面が激しく劣化しており、画像確認ができない状況です。その他ボディーもぼろぼろです!液晶画面の修理は、先日 EOS D30 で成功しているため、心配ないのですが、修理できる環境まで、無事分解ができるかどうかが不安です。それでは、早速分解を開始していきます。
以上、カメラオタクによる Canon EOS D30 液晶画面修繕レポートでした。ここまで、お読みいただいまして誠にありがとうございます。最後に、お約束事項。カメラ分解には、故障や怪我など、それ相応のリスクが伴います。このブログを参考に同じようなことをされたことにより発生する、トラブルや障害には、当方は一切関与いたしません。自己責任の範囲で、お楽しみください。なお、分解工程に関する内容のお問い合わせにも、対応いたしておりません。